テキストをひと通りやってから、
初めてFP2級の過去問を
解いたんですけど…、
まったく歯が立ちませんでした…
もちろんテキストで調べながら
解いたにもかかわらず…
あまりにも難しすぎて、
時間も果てしなかかるし、
途方にくれました…。
FP2級 / AFP
こんな調子で合格できるのか、
そもそも私はFPに向いてないんじゃないか、
私ってこんなにザンネンだったっけ?
っていうか、歳のせい?
ってどこまでも落ち込みました…。汗
でも、
そんな調子の私でも、
最終的に、
FP2級に一発合格できました
しかも
学科、実技(きんざいの個人資産)とも
9割以上得点できました
FP2級に合格して思うのは、
よく言われているように、
FP2級、
過去問をしっかり攻略すれば、
合格できる!
っていうのは、
やっぱりその通りだな、
って思います。
FP2級 / AFP
というわけで、
挫折や失敗しながらも、
試行錯誤しつつ、
自分なりに工夫して、
なんとか投げ出さずに
最終的に合格できたので、
私の挫折や失敗をふまえて、
FP2級の過去問を
どう勉強したらいいか?
っていうところを、
全力でシェアしていきますねー
FP2級 / AFP
FP2級の勉強をしている人や
FPの勉強に悩んでいる人に
何かひとつでも
参考にしてもらえたら
うれしいです
もくじ
FP2級の過去問は、無料で手に入れられます。
FP2級の過去問と解答ですが、
日本FP協会や
金融財政事情研究会(金財・きんざい)の
公式サイトからダウンロードできます。
日本FP協会の
過去問(過去の試験問題)と解答が
こちら
金融財政事情研究会(金財・きんざい)の
過去問(過去の試験問題)と解答が
こちら
プリントアウトして
使いました
無料で過去問が手に入るなんて、
ありがたいですよねー
プリントアウトをするときは、
できれば両面印刷がイイですよー。
私は途中から両面印刷にしたんですが、
片面印刷にすると、
軽く引くくらいの厚さになります
日本FP協会と金財(きんざい)の
公式サイトには
解答しか載ってないので、
答え合わせをしてみて、
分からない選択肢があった場合は、
FP2級ドットコム
FP2級 過去問道場で、
解説をチェックしました
過去問道場では、
4つすべての選択肢ひとつひとつに
ていねいに解説をつけてくれていたので、
すごーく助かりました。
FP2級 / AFP
こちらも無料です。
ほんとうにありがたいですよね。
とてもお世話になりました
FP2級の過去問、こう勉強すればベスト!4つのポイント
試行錯誤や
失敗をくり返しながら
FP2級の過去問に取り組んできて、
こんな風に過去問に取り組めば
ベストだな、って思うポイントが、
4つあります
FPの過去問の勉強法
4つのポイント
- 過去問に取り組むのに、早すぎるということはない。
- 問題単位ではなく、4つの選択肢の〇×が判定できるように
- 過去問をMy参考書化する、情報を一元化する
- 過去問は繰り返した分だけ、合格に近づく。過去問は裏切らない。
各項目について
詳しく書いていきますね。
過去問に取り組むのに、早すぎるということはない。
まずはテキストをひと通り読んで
勉強してから、
過去問を解こう
って思いがちですよね?
私はそうでした…。
で、
テキストをひと通り終えてから
初めて過去問をやってみたんですが、
全然ダメでした…
思ってたよりはるかに難しくて、
時間もかかるし、
記憶もあいまいで、
問題を解くレベルには、
全然達してなかったんです。
で、私の失敗をふまえた
FPの過去問を攻略するための
ポイントの1つめが、
過去問は、
早いうちに取り組み始めるに
こしたことはない
ってことです。
FP2級 / AFP
なんで早めに過去問に取り組んだ方がいいか
っていうと、
- 早い段階から過去問を解くことで、傾向や難易度(どこまで深堀して勉強する必要があるのかとか)頻出するところがつかめる。
- 実際に問題を解くことで、記憶に残りやすくなる。問題を解きながら、テキストに戻って確認することで、理解が深まる。
からです。
私も、
もっと早い段階で
過去問に取り組んでいれば、
こんなに落ち込まずに済んだのに、
って思ってます。汗
で、まず大切なのが
FP2級の試験問題(学科)が
どんな構成になっているのか
知ることです。
FP2級 / AFP
っていうのも、
私はしばらく過去問の構成に気づかなくて、
いきなり全60問を解いて、
あまりのできなさっぷりに、
途方にくれて
とっ散らかって、
どこが分からないのかも
分からない…
ってなったからです。
FP2級の試験問題(学科)は、
すごくシンプルで
わかりやすい構成になってます。
全部で60問で、
6分野から各10問、
各分野から均等に出題されます。
複数の分野にまたがる
問題は出題されません。
FP2級 / AFP
具体的にはこうなってます
問題 | 出題される分野 |
---|---|
問題1~10 | ライフプランニングと資金計画 |
問題11~20 | リスク管理 |
問題21~30 | 金融資産運用 |
問題31~40 | タックスプランニング |
問題41~50 | 不動産 |
問題51~60 | 相続・事業承継 |
なので、
1つの分野のテキストを読んだら、
その分野の過去問を解く
っていうパターンで進めていけば、
早い段階から、
ムリなく過去問に取り組めます。
FP2級 / AFP
実技の過去問は、
学科の過去問をひと通り終えてから
取り組みました。
まずはテキストを読んで、
学科の過去問を
取り組めば
実技の過去問の方は、
特別なインプットをしなくても
比較的スムーズに
こなせるようになってるはずです。
FP2級 / AFP
FP2級の
【学科】と【実技】については
下記の記事に書きました
はじめての FP2級【学科】がスッキリ、わかる。 ※ 記事のさいごでも紹介してます
はじめての《FP2級》【実技】もれなく、スッキリわかる。 ※ 記事のさいごでも紹介してます
問題単位ではなく、4つの選択肢の〇×が判定できるように
過去問をどのレベルまで
理解できればいいか
についてですが、
私は問題が正解できたか、
間違っていたか
だけではなく
4つの選択肢すべてで
〇×の判断ができるレベルを
目指しました。
FP2級 / AFP
実際の私の過去問ですが、
選択肢レベルで
〇×をつけていきます
一瞬で〇×が分かるように
フリクションのオレンジの太めのマーカーで
大きめに記入していきました。
繰り返す時は、
赤シートを使います。
選択肢レベルで〇×を書いてあるので、
過去問を一問一答みたいに
使えてとても効率的です。
一問一答式のほうが、
4つの選択肢の問題を解くよりも、
ぽんぽんとリズムよく、
スピーディーに解いていけるし、
答え合わせも一瞬でできるので。
答え合わせの手間と時間も
大幅に短縮できます。
選択肢ごとに付箋を貼ると、
問題に付箋を貼るのに比べて、
分かり切った選択肢を
繰り返し解く手間と時間が省けるので、
効率的です
過去問をMy参考書化する、情報を一元化する
過去問には、
〇×の答えはもちろん、
解説やテキストを調べて学んだこと、
自分で気づいたことなどを
どんどん書き込んで、
自分だけの参考書化していきました
赤シートで隠したいところは、
ピンクやオレンジの
フリクションを使って、
(赤だと、
文字がほんのり見えちゃいます)
赤シートで隠したくない、
間違った問題や、
何度も間違うので
目立たせたいところは、
ブルーのフリクションを使いました。
実際に自分の手を動かして
解説を書くことで、
記憶しやすくなります。
1度書き込めば、
次から参考書やテキストに戻って
確認する
っていう手間がなくなるので、
時短になって、
とっても効率的です。
FP2級 / AFP
FPの過去問は、
いいかんじで
余白が十分あるので、
書き込んでいくのも
ノンストレスで、
余裕がありました。
いろいろ書き込んでいくと、
ごちゃごちゃしてきがちですが、
赤シートで、
すっきり隠せるので、
気にしなくて大丈夫です
過去問は繰り返した分だけ、合格に近づく。過去問は裏切らない。
過去問は、
できるだけ繰り返し解きました。
回数をこなすことで、
記憶に定着できます。
筋トレと同じで、
過去問は裏切らないです。笑
FP2級 / AFP
最初から、
全部自力で解こうとか
過去問を1度やっただけで、
全部覚えようとか、
決して思わないでくださいね。
私みたいに、
途方にくれて、
投げ出しちゃいたくなります。汗
1回目に過去問をやるときは、
分からないところは
テキストに戻って確認しつつ、
一応自力で解答を導きだしてから、
解答をチェックするようにしました。
その方が勉強になるかな、
覚えられるかな、
って思ったんですよね。
確かにそうかな、って思うんですが、
ただやっぱり、
結構な手間と時間がかかったので、汗
試験まであまり時間がない人は、
いさぎよく解答や解説をみるのが
いいと思います。
これまで書いてきたように
色ペンを使って、
赤シート対応にしておくと、
答え合わせの
手間と時間を圧倒的に減らせて、
問題の近くに、
解説とか補足を書いておくことで、
さくさくスピーディーに
たくさんの問題をこなしていけます
FP2級 / AFP
それから
効率的に過去問を繰り返すために、
重要度に合わせて
サイズの異なる付箋を
活用しました
選択肢レベルでは、
豆サイズの
ちいさな、ちいさな付箋を、
問題レベルで間違える
=理解不足の項目には、
小さい付箋にメモを書いて、
苦手意識のある項目、
なかなか覚えられない項目には、
大きい付箋にメモを書きました。
ちなみに
私が大サイズの付箋を貼った、
苦手な項目は、
役員と会社間の取引とか
併給調整とかでした…。
FP2級 / AFP
特に「役員と会社間の取引」
については
最後の最後まで
よくわからないっていうか、
根本のところまでは
腑に落ちてない感じだったんですが…、汗
試験の直前の直前まで悩んだ末、
本番ではなんとか正解できたので、
よかったです
FP2級 / AFP
過去問は何回分、何年分解けばいい?
過去問は、
何回分、何年分解いたらいいの?
って思いますよね。
FP2級 / AFP
私は、
過去2年分、計6回分を
繰り返し解きました。
法改正が頻繁にあるので、
あまり前までさかのぼりすぎると、
正解が違ってくることもあるので、
あまり前までさかのぼりすぎるのも、
リスクがあるんですよね。
でも、正直なところ
6回こなすだけでも
いっぱいいっぱいでした…。汗
日本FP協会のホームページには、
過去9回分の過去問が
載ってるので
(随時新しいのが追加されて、
古いのは消えていきます)
マックス9回分くらいやれば
いいんじゃないかな~
って思います。
古い過去問を解くときは、
「法改正」の部分は、
注意してくださいね。
最新の法改正については、
試験で出題されやすい
にもかかわらず、
独学だと
盲点になりやすいので
注意が必要です
FP2級 / AFP
その辺のことは、
こちらの記事にくわしく書きました
FP2級 独学の最大のデメリット【法改正】について ※ 記事のさいごでも紹介してます
さいごに。
ここまでお読み頂きまして
どうもありがとうございました!
FP2級の過去問に
手も足も出なくて、
途方にくれていた私でしたが、
いろいろ工夫しつつ、
過去問をくり返し解くことで、
最終的に
学科、実技とも9割以上の正解率で
合格できました。
FP2級 / AFP
FP2級の勉強に悩んでいる人、
絶望感を感じている人の
お役に立てたらいいな~
と思って
シェアさせて頂きました。
何か質問などがありましたら、
コメント欄や
お問い合わせフォームから
お気軽にご連絡してくださいね。
私にとって、
FP2級の勉強は、
思っていた3倍くらい大変だったんですが、
FP2級の勉強内容は
これからの仕事や人生で
役に立つことばかりで、
一生懸命勉強して
本当によかった~
って心から思っています。
FP2級 / AFP
この記事を読んでくれた方が、
FP2級に合格することを
心から願っています。
試験勉強、
がんばってくださいねーー。